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香陽
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職業:
専門学生
自己紹介:
どうも最終回を終えた作品にハマってしまう習性を持っているのか、「おじゃ魔女どれみ」見てます。
好きなアニメは色々あるのですが、小野主上の「十二国記」「ゴースト・ハント」や「彩雲国物語」、「魔人探偵脳噛ネウロ」、「獣の奏者 エリン」など、原作のある作品はアニメと原作で両方楽しめるので好きですね。
そして、好きな作品の二次創作サイトを巡るのも大好きです。
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当サイトはリンクフリーの
ジャンル不定の二次イラスト、小説サイトです。

sitename: Hot milk
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文字書いたり(ほぼ本の感想ですね)、駄文・イラスト描いたりしてます。
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それは、バレンタインの次の日のこと。
景麒は延麒にホワイトデーに渡すお菓子について訪ねるため、延国を訪れていた。




「どうしたんだ景麒、お前が俺に用があるなんてさ?」

「延麒、貴方に尋ねたいことが・・・」

心当たりのあった延麒は、景麒の様子で陽子が無事チョコを渡せたことに安心した。

「ああ、あの陽子のチョコな。お前のいう通り陽子に頼まれて俺が買ってきたんだ。美味かっただろ?」

「ええ、それはもう。
・・・それで」

景麒は本題に入ろうとしたその時、思わぬ言葉を耳にした。

「だよなー、なんせ陽子の愛が込められているんだからな」

「!?」

景麒は驚きよりも動揺が隠せなかった。
確かに、昨日の主上は様子がおかしかった。だが、確か主上はそんな事を一言も言ってはいなかった。

「・・・バレンタインというのは日頃の感謝を込め、お世話になった人にチョコレートをあげる日では?」

その言葉に延麒は事情を察した。

「なんだ陽子のやつ、ちゃんと言わなかったのか。まぁ、陽子らしいけどな」


そう言って笑った延麒は、バレンタインについて景麒に説明した。

大好きな人に、チョコレートを渡すということを。





その後、直ぐに景麒はこの世で最も速く駆ける足で金波宮へと駆けたとか。(笑)



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日が暮れた頃、金波宮の外れに主人の王気を感じ、景麒は気配を追って歩を進めた。

王気を感じた場所は、金波宮でも本当に外れで滅多に人の来ることのない、小さな庭だった。


そこに、陽子はいた。





「主上、そんな所に居ては冷えますよ」

「来たか、景麒」

「・・・?」

まるで、待ち構えていたかの様な陽子に戸惑いながらも、景麒は主人の側に行った。
陽子は景麒を見上げ、笑った。

「今日はな景麒、あちらの世界ではバレンタインという日なんだ」

「バ、バレンタイン・・・ですか?」

「そうだ。バレンタインというのはな、・・・日頃の感謝を込めて、とてもお世話になった人にチョコレートっていうお菓子をあげる日なんだ」

そう言うと、陽子は袖から四角い箱を取り出した。
飾りの着いたそれは、景麒には嗅いだことの無い甘い香りがした。

「これを、受け取ってくれるか?」

少し恥ずかしそうに、飾りの付いた箱をを差し出してくる陽子に、景麒は微笑み、受け取った。

「ありがたく頂戴いたします。
・・・では、私も主上に差し上げたいのですが、あちらでは何をお返しするのですか?」

予想外の質問に、陽子は驚いた。

「よく、気付いたな・・・。
あちらでは、今日からちょうど一月後にお返しに飴とかお菓子をあげるんだ」

「お菓子ですか、なるほど、ありがとうございます。
では一月後、お返しさせていただきます」

まさか、ホワイトデーにお返しを貰えるとは思っていなかった陽子は、驚きと嬉しさもあったが、それよりも、なんだかくすぐったい気持ちになった。

「そうか、ではお返しを期待・・・しているぞ?」

陽子は悪戯っぽい笑みを向けた。
それに景麒は戸惑いつつも、少し困ったように笑った。






☆★☆★☆★☆
今日はバレンタインというコトで、バレンタインネタで。
fimg_1232792701.png


















「うおっ!??
 な、なんだ祥ケイじゃないか、脅かすなよ!」


「・・・・・・・」


「お、おい・・・?」


「・・・・・・・」


いきなり目の前に祥ケイが現れ驚くが、そのことよりも桓タイは互いの息のかかるほどの距離に戸惑ってしまう。


「しょ、祥ケイ?」


祥ケイは何も言わず、ただじっと見つめてくる。
これほどの美女は滅多にいるものではない。
そんな美女に間近で見つめられれば、その瞳に魅入られたように桓タイは動けなくなってしまった。







続きます。
fimg_1232531672.png


















今日もまた「十二国記 ~風の万里 黎明の空~」を観返しました。
やっぱり良いですね!
・・・・かなり今更なのかもしれませんが、桓タイの声がスレイヤーズのガウリィと同じだとは思いませんでした。
今更ですよね!ハハハ・・・。
ちなみに私は、景麒にハマッてから声に好みができたので、子安さんが一番大好きです!
なので、ジャンプの「ネウロ」も好きなので、アニメ観た時に感動してしまいました。
またまたちなみに、「ネウロ」だと、やっぱりネウヤコが大好きです。あのネウロのDVにたえちゃってる弥子好きですね。

話がそれましたが、今回書いた景麒は何について微笑んでいるのでしょう?
って、陽子なんですけどね。
どんな場面で微笑んでいるのかは、どうぞご想像してやって下さいな。
・・・・って、特に考えずに描いちゃったんですけどね。

「十二国記」を改めて観返したからか、景麒のイメージが頭に浮かびやすくて前回の景麒よりもうまく描けたつもりです。
どうでしょうか?
phot by Anghel * icon by ひまわりの小部屋
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