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香陽
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職業:
専門学生
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どうも最終回を終えた作品にハマってしまう習性を持っているのか、「おじゃ魔女どれみ」見てます。
好きなアニメは色々あるのですが、小野主上の「十二国記」「ゴースト・ハント」や「彩雲国物語」、「魔人探偵脳噛ネウロ」、「獣の奏者 エリン」など、原作のある作品はアニメと原作で両方楽しめるので好きですね。
そして、好きな作品の二次創作サイトを巡るのも大好きです。
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当サイトはリンクフリーの
ジャンル不定の二次イラスト、小説サイトです。

sitename: Hot milk
master:香陽
url:http://hotnamilk.blog.shinobi.jp/
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文字書いたり(ほぼ本の感想ですね)、駄文・イラスト描いたりしてます。
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「空から雫、地からは花」のアンジェ様より頂きました、天を支える者ssです。
このサイト様を見つけた時はもぅ嬉しかったですね。
天支のssを書いているサイトは初めて発見したので、その時の感動は凄かったんですよ!
ついつい、PCだけでなく携帯でも更新してるかを学校帰りとかに、ついチェックしちゃってます。





質問:恋人にするならどっち?

―Tipe Lovers―

ファティ・リンシャのにこにことした直球ストレートを受け、ナルレイシアはぽかん、と口を開けた。
「えっと……すみません、もう一度?」
「ナーシアは恋人にするならカールとスカー、どちらが魅力的かしら?」
あぁ…どうしよう。さっき言われた事と一言一句一緒だわ……。
ナルレイシアは軽く痛んだ頭を押さえた。
目の前のファティ・リンシャはやっぱりにこにことナルレイシアの返答を待っている。
これは、答えないと放してくれないだろう……このやっかいなご老人……失礼、貴婦人の性格が嫌と言う程分かってしまっているナルレイシアはコンマ1秒でやっかいな貴婦人の質問にきっぱり答えた。

「スカーさんです。」

「あら?どうして?」
「どうしてって…だってスカーさんの方が優しいし、ちゃんと人間扱いしてくれるし、紳士だし、趣味が合うし本好きだし同盟結んでるし……。」
「最後は関係ない気がするわよ、ナーシア。」
「そうですか?」

ファティ・リンシャは紅茶を飲みながらナルレイシアに爆弾を落とした。

「そう、ナーシアは優男が好みなのねぇ。」

危うく紅茶を吹き出しかけたナルレイシアはファティ・リンシャの言葉を否定するためにちゃんと飲み込んだ。

「いえ、ファティ・リンシャ、それはスカーさんとガスカールを比べたらの話でして別に優男が好きな訳じゃあ…」
「あら、そうなの?つまらない。」

つまらないってあなた……。

「まぁこの事はしっかりカールとスカーに報告しておきますから。」
「へ?」

ファティ・リンシャは立ち上がるととても貴婦人とは思えない足取りで(かなり軽やかに)ドアから出て行ってしまった。ナルレイシアがその言葉を理解するのに2分かかり、その間にファティ・リンシャは笑顔で当事者(?)の2人に告げてしまったのである。


―5分後―

「ちょっとちょっとファティ・リンシャ!?」


ばぁん、とある部屋の扉を開け放つと中にはガスカールが一人で突っ立っていた。

「あ…ガスカール……」
「…………なんだ、山猿」

……………何、この気まずい雰囲気……。

「えっと………聞いた?ファティ・リンシャから……?」
「何をだ?」
「いや、聞かなかったんなら良いんだけど……。」

じゃあ何故こんなに気まずい雰囲気なのか。
何となく後ろに下がるナルレイシアに、ガスカールはどんどん近付いて来る。

「な、なんでこっち来るのよ。」
「お前こそなんで逃げるんだ?」
「ガスカールがこっち来るからでしょっ!!」

そしてあっと言う間に壁にぶつかってしまった。
ガスカールはナルレイシアを自分と壁の間に閉じ込めた。

うわっ!!近い近い!!!美形の顔が近いっ!!

ナルレイシアの顔はほてり、心臓もドキドキ言い出した。
あれ?ていうか何かデジャヴ??前も誰かにこの体勢やられたような………。あぁ、あのバカ君にされたんだわ……。

でもあたし、なんでこっちはドキドキしてるんだろ?


「スカーが好みなんだって?」


その一言で、ナルレイシアの頭がいっぺんに覚めた。

「やっぱり聞いてるじゃないのよ~~~~~っ!!!」

ドカッと一発回し蹴り。それは見事にガスカールの脛へとクリーンヒット。

「~~~~~~~っ!!!」

声も出ないガスカールを置いてナルレイシアはひらりとガスカールから逃れ、扉から外に出た。
胸の動悸はいつの間にかおさまっていて、そしてそれも今のナルレイシアの頭には無かった。今のナルレイシアの頭を占めるのは一つだけ。


「うう……スカーさんに会うの、気が重い………。」


ガスカールが知ってるって事はスカーさんにも知らせてるって事よね?あーもう頭痛い~~~っ!!。


………彼女が新しく芽生えた気持ちに気がつくのはまだまだ先の事。


「あら?あらあらまぁそうなの!!」


ファティ・リンシャは紅茶を飲みながら風霊の報告を受けていた。
「まぁ、奥手なカールがそこまで頑張ったのね。さてさて、どっちとくっつくのかしらね~~~♪」
彼女は酷く楽しげにスコーンに上品に齧り付く。
ちなみに、ナルレイシアがファティ・リンシャを見つけられたのは、それから30分後の事である。


~FIN~

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先が気になって気になって仕方なくなってしまったので、「獣の奏者」のハードカバー版を今日お取り寄せ注文をしてしまいました!!!
だって欲しくなっちゃんたんだもの、欲しくなったらその時に手に入れないと、私がたまらなく好きな、「ぐふふ、手に入れちゃったよ~(キモッ!)」感が味わえないですからねっ!
・・・でも、きっと私は挿絵のためだけに3巻とか続きを普通に買う自身と確信がありますけどね(笑)
だって、挿絵が可愛い過ぎますよ!

そうそう!その私が注文したすぐ後に、会社帰りと思われるスーツ着た50代後半くらいのおじサマが、「獣の奏者のハードカバーの2巻ありますか?」って店員さんに問い合わせているのを耳にしたんです、あまりにも私が注文した後にすぐだったもので、私と同じくらい店員さんも驚いていました。
同じく続きが気になってしまって3巻の発売を待てずにハードカバー版を買おうと、同じコトをしている人を見てなんだか嬉しくなってしまいました。
同じ本を同じタイミングで探している人を始めて見かけたので、当分はそのおじサマのちょっと疲れた顔を忘れそうにありません!・・・なんてね。

早く本よ届けっ!
「天を支える者」の最新刊買っちゃいました!!
ついに緑の章が完結しました。
最近の「天を支える者」は、挿絵が1ページも無いのが悲しいです(泣)
でも、今回は巻末にトウルさんのイラストとコメントが1ページですけどガスカール×ナルレイシアが描かれていてよかったです。
コメントからして、トウルさんも二人がじれったいようですね。
作者の前田珠子さん自身もなかなかナルレイシアの糖度が低と言っているのがなんとも。
ナルレイシアがどんどん作者を置いて突っ走っちゃっているんですかねぇ?
どうにかナルレイシアを捕まえておいてなんとかガスカールとの仲が近づけてほしいです!!
ガスナル最高!!!って思わず叫びたくなるよなシーンを待ってます!
もっと糖度を上げてください・・・!!(泣)

・・・とか言って、まだあとがきしか見てなくて、読んではいないんですけどね(笑)
これから読みます。
fimg_1233307502.png


















アメリアは元気よくて良いですよね。
見ていて、私はゼルガディスの様な感じでアメリアを見守っているのですが、アメリアのテンションの高さについていけない感がありつつも、そんなアメリアを見ているとこちらまで元気になっていくのを感じます。
ので、きっとゼルガディスも同じなんだろうなぁ。
あんなにネガティブなんだから、アメリアに救われることもたびたびあるのでしょう、きっと。

どうか、アニメで二人がくっつきますように・・・。
宇仁田ゆみさんの「うさぎドロップ」を現在発売されている5巻までを全部集めてしまいました。
前々から売れているのは知っていたのですが、どうも子育て系には興味を持てず、今まで手を出していなかったのですが、最新刊のオビに書いてあった
「第二部スタート あれから10年・・・。」
っていう文を見たら、内容が気になり気になり・・・・買っちゃいました。

なんとなく、育てている保護者とはいえ、30くらいの男と、10年後といえば女子高生!の少女が同じ屋根の下で暮らしているっていうシチュエーションはいいな~とか妄想していたのですが、読んでみたら二人はとても全然健全な保護者と子でした。

りんはりんで恋が、ダイキチはダイキチで少し恋が、って感じでした。
なんだか、りんが成長しちゃったのが惜しいです。
もっと子供のりんが見たかった・・・(泣)
女子高生もいいですけど、恋愛過ぎる恋愛モノはあんまり読みたいと思わないので、これからの「うさぎドロップ」はあんまり苦手系じゃないといいなと思いました。
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phot by Anghel * icon by ひまわりの小部屋
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