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香陽
性別:
女性
職業:
専門学生
自己紹介:
どうも最終回を終えた作品にハマってしまう習性を持っているのか、「おじゃ魔女どれみ」見てます。
好きなアニメは色々あるのですが、小野主上の「十二国記」「ゴースト・ハント」や「彩雲国物語」、「魔人探偵脳噛ネウロ」、「獣の奏者 エリン」など、原作のある作品はアニメと原作で両方楽しめるので好きですね。
そして、好きな作品の二次創作サイトを巡るのも大好きです。
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当サイトはリンクフリーの
ジャンル不定の二次イラスト、小説サイトです。

sitename: Hot milk
master:香陽
url:http://hotnamilk.blog.shinobi.jp/
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文字書いたり(ほぼ本の感想ですね)、駄文・イラスト描いたりしてます。
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君は、いつもワタシの世界を浸食していくんだね。


浸食された世界を棄てられないワタシ。
だって、その世界が好きだから。


君は、別にその世界を好きではなのにね。


なのに君は


―――浸食した。





私はそれを、許せない。


けれどそう言えず、ワタシは今日も侵食された世界に君と一緒にいる。



・・・なんだか、もう疲れたよ。


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ネウロが己の命を懸けていた弥子が、イレブンに胸を貫かれた状態でネウロの前に現れた。
ネウロは何も言わず、ただイレブンとシックスの会話を見つめていた。

シックスは、ようやく現れたイレブンがネウロの前で弥子を解体しようと言うのを良いとし、イレブンに地面に放り投げられた弥子。
弥子はうつ伏せになっていたので、イレブンが「見てよこの間抜け顔」といい弥子の顔がシックスに見えるようにすると、シックスは驚きます。
なぜなら、弥子の死に顔ではなく、サイに気絶させられた弥子の間抜け顔だったのだから。
イレブンの裏切りに気付いた時にはもう遅く、イレブンだった存在はサイとなり、シックスの心臓(?シックスの身体を制御する核)を身体から抜き取られていた。
サイは、自身を人間だと言い、アイとサイ二人でサイなのだとシックスに宣言した。と、ここでもしもの時のためにシックスはサイの身体に仕込んであった爆弾を爆発させ、それだけではなくサイの身体を斬りつけた。
そして、サイは倒れて動かなくなった。

核を無くしたシックスの身体は制御が効かず、シックスは迎えに来たステルス機(飛行機)に乗り込み、ネウロたちを置いてその場から逃れた。
その時、シックスはもう会うことは無いだろうとネウロらに言って笑った。

その場に残されたネウロは立ち上がり、目覚めた弥子と倒れて動かないサイの方を見た。
「弥子・・・いや、人間達よ」
と言ってネウロは何かを語りかけた所で場面はシックスへ。

シックスは、新しい血族を守るためには自分自身をただただ生かせば良い、だからこのまま逃げ、身体の回復を待てば良いと、傷を負ったネウロにはシックスがいま乗っている亜音速のステルス機には追い付けるはずがないと、シックスは安堵(?)していた。


・・・シックスはこの時まだ気付いていなかった、ネウロは弥子らに話し掛けている時にあの魔力の込められている髪飾りを髪から全て取り、口に入れ噛み砕き、魔力を回復していたことに。

そして、魔界の中でも最強の 七つ道具(?)の技でネウロの背には大きな翼があり、猛スピードでシックスの乗るステルス機に追い付こうかとしているコトを!

で、次回へ続いちゃいます。
ネウロが弥子ら人間に何を語ったのか、(そのシーンのネウロの顔、カッコいいですよ!)
シックスをいかにしてネウロは倒すのか、(Sっぷりに期待)

いや~、楽しみですねー。


相互リンクさせていただいてます「空から雫、地からは花」のアンジェから頂きました!
バレンタインフリーということで、バレンタインのお話です。
スカナル・ガスナルの二つが楽しめて、これまたとっても良かったですよ。










「ナーシア。チョコレートを作りなさい。」

それは何時ものようにファティ・リンシャの厳命から始まった。


―Happy or Unhappy ?―


口を開けたまま閉まらないナルレイシアにファティ・リンシャはふふ、と微笑んだ。
その微笑みはまるで春の女神のようだったが―――……実は腹黒い企みを披露するときの笑みだったりする。

「え、な、何で……。」
「ふふ、それも普通のチョコじゃないのよ。」
人の話を聞かず、己の道を突き進むファティ・リンシャ。この時ほどの彼女ほど怖いものはないとナルレイシアは思う。
「中はね、当たりつきなのv」

語尾にハートをつけて言われた一言にナルレイシアは暫し呆然となる。

「…………へ。」

当たりつきとは何か。希少な本でもくれるのか。

思わず身を乗り出したナルレイシアにファティ・リンシャはにっこりと微笑む。


「1人の中にだけ、たった1個だけ唐辛子をたっぷり入れるのvvv」


「…………ファティ・リンシャ。それはハズレ付きと言うんじゃ………。」
「うふふv」


……………うふふって貴女………。

「もちろん、私の分とナーシアの分も作るのよ。誰が当たるのか楽しみだわ。」
「……………ファティ・リンシャ………。」
「なぁに?」
「さすがに、それはどうかと………。」
「ナーシア。」
「はい。」


にっこり。


「つ・く・り・な・さ・い・?」



「………ハイ………………ワカリマシタ…………………。」


ファティ・リンシャの微笑みは、泣く子(?)も黙らせる。



―†―

元々料理は得意な方だ。
ボールの中に刻んだチョコを入れ湯煎で溶かしながらナルレイシアはため息をつく。
手際よくチョコトリュフを作って行く。
そして、材料が、残り少なくなってきた。ファティ・リンシャには1袋に5個ずつトリュフを入れろと指示してきた。そして5個の内の1個だけ激辛唐辛子を入れろと。
作るのはガスカール・スカー・アマンシール・ネイスリーズ・ランディータ・ファティ・リンシャ…………そして、自分だ。


その中の1袋だけ。その1袋だけの5つのチョコトリュフの内の1つだけに激辛唐辛子が入っている。


『……………………ごめんなさいっ……!!!』



ドッサ―――――――ッ。


ナルレイシアは、唐辛子を入れた。


――†――


ナルレイシアはチョコを皆に配った。その際に一応唐辛子入りが含まれている事を伝えたが、皆黙って微笑むだけだった。

「唐辛子が当たっても良いのかしら………。」

スカーの部屋に向かう途中、ぽつりとナルレイシアは呟いた。
「スカーさん、バレンタインチョコです。」
はい、この中から好きなの選んでください。と籠を突き出すとスカーは照れたように笑って包みを1個取った。

「じゃあ、これをいただきます。」

その笑顔に若干引け目を感じながらナルレイシアは引け目を感じている原因となっている唐辛子の説明をした。
するとスカーは優しく微笑んで「ああ、それなら私は大丈夫です。」と言う。

「? 何でですか?」

スカーはするすると包みのリボンをほどき、チョコトリュフを1つ、何の躊躇いもなく口に含んだ。そして咀嚼する。


「とても、美味しいです。ヴィル・ダカール。」


そう言ってもう一個、包みからチョコトリュフを手に取ると、ナルレイシアの口に含ませた。


「!」


「ね?美味しいでしょう?」

スカーの笑顔とその行為にナルレイシアは顔を真っ赤にして。

「はい………。」

と呟くしかできなかった。


――††――


「スカーさんは時々天然タラシよね。」
まだ赤い頬を押さえ、ナルレイシアはガスカールの部屋に向かう。
当たり前のように疑問に思うが、ガスカールに『ありがとう』と言わせることができるのだろうか?

『あのガスカールだしねぇ……。』

『あの』、と言われるガスカールもガスカールだが『あの』と言うナルレイシアもナルレイシアだ。
そうこうしてる内にガスカールの部屋についてしまった。


さて。どうするか。


ナルレイシアは扉の前で固まった。
普通に受け取られるか………もしくは心から嫌そうな顔をされるだろう。

はぁ、とナルレイシアはため息をついた。

何か嫌な顔をされるくらいなら渡したくないと言うか………紳士的なスカーさんの後だから余計そんなこと思っちゃうのよね………でもファティ・リンシャに『絶対渡しなさい。』と言われてるから渡さな「人の部屋の前で何を突っ立っているんだ山猿」いといけないし………。


って、え?山猿?


「さっさとそこをどけ。」

とっさに隣を見るとそこには不機嫌な顔をしたガスカールが立っていた。

「何か用か。」
「えっと、その………。」

不穏なオーラを背負ったガスカールにナルレイシアはただおろおろと『えっと』を繰り返すばかりだ。

ええい。こうなりゃ無理矢理にでも渡すしかないわ!!

ナルレイシアはずいっとガスカールにチョコの入った籠を突き出した。

「あげるわ。」
「は………?」
「バレンタインでしょ!今日。だから皆に配ってるの!早く取ってよ!」

あぁもう何か恥ずかしい!
何であたしがガスカールにチョコをあげるのに照れなきゃいけないのよ!

ナルレイシアは半ばやけくそ気味に籠を突き出していた。
すると少しだけ籠が軽くなる。

驚いて、ガスカールの顔を向くと、ナルレイシアは大きな目を見開いた。


何とガスカールは微笑んでいたのだ!!!


「感謝する。」
「え、あ、はい………。」
「部屋に入る。退け。」
「ええ………。」


パタン。


扉が閉まり、ナルレイシアはその音で我に帰った。
フラフラと自室に帰り、自分に残ったチョコの包みを開く。


―――――完全に失念していた。

ガスカールは、美形だった。

普段があまりにもムカつく奴だったので忘れていたが、ガスカールは10人に聞けば10人とも『美形』と帰ってくるくらい、美形だったのだ。
そして、普段は笑わない人ほどその笑顔の殺傷能力は高い。


「……………――反則っ……!!」

ナルレイシアはポイポイとチョコトリュフを口に放り込んで行く。最後の1個になった時、そう言えばガスカールに注意してなかったな―――……と思い立ち、最後のチョコを口に放り込んだ。



「~~~~~~~~~~~っっっっっ!!!!!!」


―――――――当たった。


―†―

『~~~~~~~~~~~っっっっっ!!!!!!』

「あら、やっぱりね。」
ファティ・リンシャは屋敷中に響き渡ったナルレイシアの叫び声を聞き、微笑んだ。
彼女はゆっくりチョコトリュフを口に含む。

「ふふ、美味しい。」

最初から、誰に当たるかは見えていたものだった。
何故ならナルレイシアの周りに居る人達は皆大変運が良い。
そして彼女は『強運』に愛されていると同時に『凶運』にも愛されている。
そんなナルレイシアが、唐辛子入りチョコに当たらない筈がないのだ。

ファティ・リンシャはトリュフをゆっくり飲み込むと、紅茶を飲んで、一言、言った。


「さぁ、次はホワイトデーね。」


彼女の受難の日々は、もう暫く続きそうである――――……。


―Fin―




最近、「獣の奏者」に関しての検索でこのサイトにいらっしゃる方が増えています。
特に「エリン イアル」の検索でこられる方が多いので、イアル×エリンを今現在のアニメの放送状態で知っているというコトは、もちろん本の「獣の奏者Ⅱ 王獣編」を読まれた方のみだと思われますので、それだけアニメがきっかけであろうなかろうと原作である本を読んだ人がいるって事がなんだかうれしいです。
もっと読んだ人が増えて、そのうち獣の奏者の二次創作サイトが増えないかな~っと期待してます。

ちなみに、私はまだアニメを撮って貯めたままで見ていません。
アニメの雰囲気よりも、まだ原作の余韻が残っているのでこの余韻がなくなった頃に見ようかなと最近想い始めました。
アニメだと、やっぱり自分で思い描いていたイメージとは違うと思うんですよね、たとえばイアルの顔のイメージとか。
私の中でのイアルは、髪が黒くサラサラしています。アニメでのイアルを見る前に、一度自分でのイメージのイアルを描いてみておこうかと思います。たぶんアニメ版イアルを見てイメージが変わらないうちにね。
他の人は、どんなイアルをイメージしていたのか、気になります。

もしアニメのイアルをまだ見ていない方がいたら、そのイメージ図を教えて下さい。
私のイメージイアルと比べましょう(笑)

「なァ、ニンゲン・・・」

「なによ?」

「オマエはあのレイムってヤツどう思ってるんだ?」

「どうって・・・
礼儀正しくて、親切で自分の目的をしっかりもってる、素敵な人だと思うけど」

「・・・ケッ! エライほめようだな
ひとつ忠告してやらァ
アイツにゃ、あんまし関わるんじゃねェ」

「どうして?」

「口先ばかりがうまいヤツにゃ、ロクなのがいねェって決まってるもんなんだよッ」

「なんなのよそれ?
そんなのレイムさんに失礼じゃない!?」

「うるせェな!
とにかく、オレはアイツに関わるのはゴメンだからなッ!」

「待ちなさい!バルレル!?」




――バルレルのやつ

初対面で雰囲気負けをしたから、きっと根にもってるのね?


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phot by Anghel * icon by ひまわりの小部屋
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